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リゾナントブルーAnother Versからストーリーを想像するスレ 第2話

1 :名無し募集中。。。:2008/04/19(土) 15:44:02.94 0
前スレ
リゾナントブルーAnother Versからストーリーを想像するスレ
http://ex24.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1208090669/

125 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 10:28:56.03 0
>>90
> 暇つぶしに作ってみた
> http://hello.uh-oh.jp/cgi-bin/aaa/img/hell53681.jpg
小春が一番強そう

126 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 10:42:31.60 0
メシのメニュー決めるにも作戦会議なのかw

127 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 10:54:45.95 0
モーニング戦隊リゾナンダー vs Berryz仮面 vs キューティーレンジャー 世紀の大ガチバトル 〜後楽園遊園地で僕と握手!〜
が見れるのはいつですか?

128 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 11:41:14.53 0
事の始まりは、閉店直前の喫茶店「リゾナント」にかかってきた一本の電話だった
「何ね、こんな時間に!」
ちょっとムスッとしながら電話を取るれいな
「ちょっとぉ、テイクアウトならもう終わ・・・リンリン?リンリン!リンリン!どうしたと!?」
電話の内容は、喚き立てるれいなの声を聞いた愛が直感した通りのものだった
「店長!・・・じゃなかったリーダー!ジュンジュンとリンリンの中華屋にダークネスが現れたっちゃ!」
「すぐに現場に向かうやよ!リゾナントカー、発進!」
「えー!アレは恥ずかしいから簡便してほしいっちゃ・・・」
「つべこべ言わないで早く準備するがし!」
「はぁ〜い・・・」
ぼやきながらもリゾナントのガレージに向かうれいな
「この色使い、どうしても好きになれないっちゃ・・・」
シャッターを開けると派手な原色のオープンカー「リゾナントカー」が姿を現す
「こんなんじゃ目立ってダークネスに狙われるっちゃよ・・・」
「あっし達が標的になれば一般市民への危害は減るがし!」
もっともらしい理屈なのだが何かそれは違う気がする・・・とは言えないれいな
釈然としない気持ちのままリゾナントカーのエンジンをかける
「リゾナントカー、発進!」
夜の闇の中軽やかに、原色黄色の車は走り出した。

129 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 11:41:52.18 0
渋滞もなく、程なくして愛達はジュンジュンとリンリンがアルバイトする中華屋「満金楼」に到着した。
リゾナントカーを止め、ドアを開けて降りた途端にガシャーン!という音と共に人影が窓を突き破って
向かいの塀に叩きつけられた。

「リンリン!」
窓を突き破って吹っ飛ばされてきたのはリンリンであった
全身に痣や傷を負い、血まみれの凄惨な様だ
「リンリン!、酷い傷・・・」
「敵は!?」
「タカハシサン・・・敵、強いネ・・・私達の念動力、効かなかった・・・」
「わかったやよ、もう喋らないで!」
喋らずとも、心の声で愛には全てが理解できていた
「お願いシマス・・・ジュンを助ケテ・・・」
ガクッ、と崩れ落ちるリンリン
「リンリン!死んじゃダメっちゃ!」
「大丈夫・・・気絶しただけ。れいな、さゆ達が来るまでリンリンを診てて」
「でもリーダー!」
一緒に戦いたい、というれいなの心の声を感じる
「あっしがリンリンの仇は取るやよ・・・心配しないで」
そう言って愛は中華屋の中に駆け出して行った


130 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 11:42:23.62 0
店の中に突入すると、ジュンジュンが青龍刀でダークネスの刺客、黒服の女に斬りかかるところだった
「覇ァ嗚呼呼呼呼呼呼呼呼呼呼呼呼!!!」
しかし・・・
ガツッ
女は青龍刀の渾身の一撃を右腕の前腕部だけで受け止める
「き、斬レナイ・・・何故!?」
そのままの体勢で女の視線がゆっくりと愛のほうへ向く
氷のような冷たい光を放つ眼・・・しばらく愛をじっと見つめる
「余所見スルナ!馬鹿にシテルカ!」
ジュンジュンがもう一撃を食らわそうと青龍刀を振り上げた瞬間、
それまで青龍刀を受け止めていた右腕の拳が素早くジュンジュンの顎にめり込む
女の視線は依然、愛を見つめたままだ
「がっ・・・」
女のアッパーで天井まで叩きつけられるジュンジュン
「ジュンジュン!!」
女の眼が一瞬金色に光り、女が口を開く
「認識ナンバーi914、お前を抹殺する」

131 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 11:42:54.65 0
「i・・・914・・・」
女の口から放たれた何の感情も見えない氷のような冷たい声
何より「i914」という忌まわしい名前を何故この女は知っているのか?
激しい動揺が愛を襲う
「お、お前は一体何者やよ!」
「私は『A』、『ダークネス』公安部所属。組織の裏切り者の粛清が任務」
ただ、それだけを冷たく女は言い放つ
女の心の声を聞こうと、愛は意識を集中させる
しかし・・・この女『A』からは何も感じることが出来ない
(こいつ・・・心が、ない!)
心の無い人間、そんな人間が果たして居るのか?
愛の能力が目覚めてからこの日まで、そんな人間は居なかった
心の声が聞こえない人間、それは死人だけだった
しかしこの女は少なくとも目の前で動いている

混乱が愛の頭の中を激しく駆け巡る

「ミッション変更、i914の抹殺ミッション、開始」

132 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 11:43:37.31 0
『A』が信じ難い速度で間合いを詰め、混乱状態で中華屋の入り口に棒立ちの愛に一撃を食らわせる
「ガハッ!」
金属が入っているかのような重い膝蹴りが愛の九尾を捉え、中華屋の外まで吹っ飛ばす。

「リーダー!」
きりもみ回転しながら吹っ飛ばされて地面に叩きつけられ、血反吐を吐く愛を見て愕然とするれいな
「そ、そんな・・・リーダーが・・・」

店の中から現れ、れいな達には目もくれず倒れている愛にゆっくりと近づく黒服の女『A』
しかし、『周囲の能力者の能力の倍増』しか能力を持たないれいなには何の策もない

「こ、このままじゃリーダーが・・・あっ!!!」
涙目のれいなの視界に、ある物体が飛び込んできた

(ごめん、お婆ちゃん・・・あっしは、誰も助けられそうにないやよ・・・)
身体が動かない、そして相変わらず近付いてくる『A』の心の声も聞こえない
絶望が愛の心を闇で満たし、支配する
(これが・・・ダークネス・・・助けて、誰か・・・)
しかし、闇に包まれつつあった愛の周囲が突然、光に包まれる
(光・・・?)


133 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 11:44:15.88 0
「リゾナントカー!発進!」
それは、リゾナントカーのヘッドライトの光だった
(れいな・・・)
「頼むっちゃよ、リゾナントカー。行けえぇええええええええ!!!」
重いっ切りアクセルを踏むれいな
急発進したリゾナントカーが、全く無警戒の『A』を捉える

バンッ!

激突し、スローモーションのように吹っ飛ばされる『A』の身体
同時にれいなも鞭打ちになりそうな衝撃を受ける

「アイタタタタ・・・でも、やったとよ!」

しかし、顔を上げたれいなが見たものは信じ難い光景であった。
10mほど遠くでよろよろと立ち上がろうとする人影

「そ、そんな・・・」
「任務、続行可能。ターゲット変更。『リゾナンダー』の高機動ビークル」

ぶつぶつと呟きながら立ち上がる『A』

「ば、化け物ぉ!!!いい加減くたばれぇえええええ!!!」

134 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 11:44:48.57 0
再びアクセルを全力で踏むれいな。しかし、今回は『A』も全速力でこちらに向かってくる
激突直前で空高くジャンプする『A』
「えっ!?」
突然視界から消えた『A』に驚くれいな
次の瞬間、金属音と共に衝撃がリゾナントカーを襲う
上空から降ってきた『A』のキックがボンネットを突き破っていたのだ
「エンジン直撃!?やばっ・・・」
『A』が足で突き破ったボンネットから爆音と共に巻き上がる炎
反射的に目を瞑るれいな
その瞬間、れいなの脳裏に今までの人生の光景が巻き戻しのようにフラッシュバックしていく
愛との出会い・・・加護姉と彷徨った街・・・施設での虐待・・・両親との別離・・・
(あぁ・・・これってよく聞くアレ?じゃあ、れいな死ぬっちゃね・・・)

大爆発し、炎に包まれるリゾナントカー

135 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 11:45:47.80 0
「・・・って、えっ?熱くない」
目を開けると、遠くのほうでリゾナントカーが爆発し、燃えている
「なんで・・・あっ!」
れいなが横を見ると、愛が親指を立てている
「ありがとう、れいな・・・グッジョブ・・・やよ・・・」
間一髪、愛の瞬間移動でれいなは車外に転移したのだ
「リーーダーー!」
さゆが、えりが、小春がやっと到着する
「お前ら、遅かよ!!!もう敵はれいながやっつけたとよ!!!」

「全く、遅スギルネ!」
店の中からジュンジュンも現れる
「ごめ〜ん、ご飯食べた後寝ちゃっててぇ」
「なかなか病院から抜け出せなくて」
「撮影してたとこ無理やり抜け出して来たんだよ!」


136 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 11:46:10.00 0
「言い訳なんか聞きたくなかよ!」
「まぁ、敵もやっつけたんだからいいじゃない。さぁてホイミホイミっと」
「そうそう、とっとと働くっちゃ。ベホマズンで10秒以内に3人をピンピンにするっちゃよ」
「無理だから」
「アハハハハハハ、でもすごいね。リーダー達が苦戦する奴に勝つなんてさ」
「そ、そんなに褒められると照れるっちゃよ・・・」
「新しいリゾナントカー代はれいなのバイト代から天引きするやよ」
さゆの治療で復活した愛がニヤニヤしながら言う
「そ、そんな・・・酷かよリーダー」
「冗談やよ、冗談。ありがとう、れいな」
「むしろ残業代が欲しいぐらいっちゃよ」

談笑するリゾナンダーのメンバーを少し遠くから見つめる人影
(襲撃の連絡は組織から無かったのに・・・一体『A』って・・・)


137 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 11:46:51.09 0
「あ、ガキさんだ!、ガキさ〜ん!」
気付いたえりに手を振られて、慌てて駆け寄る里沙
「ごめ〜ん、アタシも遅れちゃったぁ!」
「サブリーダー失格やよ」
「そ、そんなぁ〜・・・ご飯奢るから許してぇ」
「ヤッター!」
大喜びのさゆとえりと小春
「アンタ達も遅刻したでしょうが!」
「ミチシケとカメイとコハルハ、うさぎ跳び50回ネ!」
「じゃ、明日学校あるから帰るね」
「アイタタタタ、心臓が」
「さぁて撮影撮影っと」
「コーラー、お前ら逃げるなぁ!」
「ヘルプミー!」
「アハハハハハ」
「あ、やばっ警察来たよ警察、全員解散!」

通報を受けて駆けつけた警察と消防から逃れるようにバラバラに散っていく愛達

138 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 11:47:18.75 0
1時間後
「車両鎮火、車両鎮火、これより現場検証を行います。あ〜、運転手らしき女性の遺体発・・・」
途中で言葉を止める警官
「どうした?おい、応答しろ」
「・・・生きてます」
「えっ!?」
「女性は・・・生きてます!あ、ちょっと!どこ行くんですか?!事情聴取を・・・あっ!」

「ターゲット、ロスト。帰還します。損傷は回復。スーツを失いました。」

燃えていた車の中から現れた裸の女性が現場検証に行った署員を全員KOして逃げ去ったらしい・・・
その噂はあっという間に暁町所轄の署員達に広まった。
だがこの事件はTVでも、新聞でも報道されなかった。
何らかの巨大な権力が動いた。との専らの噂である。
その後、現場でKOされた署員や消防、民間人は全員口止めされた。
しかし、現場に居合わせたある署員は「すごい巨乳だった・・・」という情報だけは同僚に漏らしている。


139 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 12:45:47.63 0
普通に読みいってしまったw

140 :名無し募集中。。。 :2008/04/20(日) 12:53:09.69 0
从*・ 。.・)<巨乳キターーーーーーーーーーーー!!!!!

141 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 13:06:44.06 0
シリアルながらも所々笑えて面白かったw

142 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 13:27:58.78 0
        ,. -ー冖'⌒'ー-、    
       ,ノ         \   僕がリゾナンダーの正体を暴いてやる
       / ,r‐へへく⌒'¬、  ヽ
       {ノ へ.._、 ,,/~`  〉  }    ,r=-、
      /プ ̄`y'¨Y´ ̄ヽ―}j=く    /,ミ=/
    ノ /レ'>-〈_ュ`ー‐'  リ,イ}    〃 /
   / _勺 イ;;∵r;==、、∴'∵; シ    〃 /
  ,/ └' ノ \   こ¨`    ノ{ー--、〃__/
  人__/ー┬ 个-、__,,.. ‐'´ 〃`ァーァー\
. /   |/ |::::::|、       〃 /:::::/    ヽ
/   |   |::::::|\、_________/'   /:::::/〃

143 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 15:07:29.11 O


144 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 16:43:00.58 0
从*・ 。.・)

145 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 17:05:36.99 0
でも嘘なんだよ

146 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 18:30:27.15 0
今晩までに書けるかな・・・

147 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 19:13:51.08 0
がんばれ

148 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 19:28:24.34 0
陰ながら応援してる

149 :名無し募集中。。。 :2008/04/20(日) 19:32:56.62 0
+   +
∋oノハヽ  +
 从*・ 。.・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +        
 と__)__) +

150 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 20:13:41.66 0
ごめんちょっと作業を中断せざるを得ない
今日中には必ず
さゆの過去を書いています

151 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 20:21:40.55 O
マイペースでいきましょう

152 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 21:03:55.06 0
>>150
期待してます

153 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 21:30:04.00 0
このスレおもしろすぎだろ!

154 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 21:30:08.50 0
http://jp.youtube.com/watch?v=UinBLpW_ch4

リゾナントブルー Night Scene Ver

155 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 21:46:12.05 0
前スレの流れ定まる前後が面白すぎ
今も充分面白いけどね

156 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 21:53:34.39 0
http://toromoni.mine.nu/up/files/data/17/toro17108.jpg

「私たちの報酬はまだアルカ」

157 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 21:55:58.43 0
http://toromoni.mine.nu/up/files/data/17/toro17097.jpg

「スマン、車をやられて金がない・・・」

158 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 22:05:38.51 0
http://toromoni.mine.nu/up/files/data/17/toro17108.jpg

「シャチョサン給料未払いで訴えるアルヨ」

159 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 22:07:17.78 0
個人的にはこのスレの許容量というか、懐の深さが好きかな

いろんなアイデアやパターンを何でも受け入れてくれて

そこから職人さんがチョイスして結合・発展させるところを見るのが楽しい

160 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 22:08:35.30 0
http://tv2ch.net/3/jlab-tv/s/61753.jpg

「お金なら心配いらないわ。私が払ってあげる」

161 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 22:20:26.77 0
http://toromoni.mine.nu/up/files/data/17/toro17108.jpg

リン「ついでに住むマンションもお願いアルヨ」
ジュン「もうここの屋根裏に寝るのは嫌アルヨ」

162 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 22:23:18.42 0
>>154のナイトシーンバージョンから新場面をうpしてほしいっす

163 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 22:23:30.72 0
http://toromoni.mine.nu/up/files/data/17/toro17097.jpg

「ちょっと通貨を偽造できる能力者探してくる」

164 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 22:26:16.92 0
おいw

165 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 22:33:14.49 O
>>163
ただの犯罪者集団になるぞwww

166 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 22:36:23.88 0
誰かさんの弟なら・・・

167 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 22:38:31.55 0
さゆ話書けました・・・が
シリアス路線なんだけど載せてもいい?
なんか載せづらい空気w

168 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 22:41:06.46 0
>>167
待ってたよ
シリアスも大好きさ!
さあ来い!

169 :名無し募集中。。。 :2008/04/20(日) 22:42:59.18 0
从*・ 。.・)<キターーーーーーーーーーーー!!!!!

170 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 22:44:30.16 0
>>167
楽しみ

171 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 22:45:51.87 0
「もう大丈夫だよ」

そう言ってそっと地面に下ろしてやると、薄茶色のノラ猫はあっという間に走り去っ

た。
つい先ほどまで引きずっていた足をしっかり踏みしめながら。
さゆみは猫の姿が消えた後もしばらくそちらを眺めて立ち尽くていた。
ふと、昔のことを思い出して。


ヒーリング・・・あらゆる傷を治す力。
さゆみには物心ついたときからその力が備わっていた。
様々な能力の中にあって最も優しい癒しのチカラ。

だけど。

―普通ではない―

ただそれだけで、さゆみは迫害されてきた。
両親からさえも。
いや、両親はきっと迫害したなどとは思っていないだろう。
ひどいことを言われたり家を追われたわけではない。
だが、さゆみにとってはある意味それ以上に辛い日々だった。

172 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 22:46:30.01 0
きっかけはさゆみが幼稚園に入ってすぐくらいのある日。

階段から落ちて足の骨を折り、痛みにうめく父に対して、さゆみは初めてチカラを行

使した。
幼い頃にありがちな褒めてもらいたいが故の行為ではなく、痛がる父を助けてあげた

いという純粋な思いから。

そしてさゆみにとってそれは当然の行為であった。
これほどの大怪我の治癒は初めてだったが、さゆみの思いが能力を強く引き出し、あ

っという間に折れた骨は元通りになった。

さゆみは父に「もう痛くない?」と訊ねた。
以前、近所のマイちゃんの擦り傷を治したときに訊いたように。
「うん、大丈夫になった」・・・という笑顔の返事が、マイちゃん同様に父からも返ってく

ると疑わなかった。

だが、さゆみが目にしたのは、父と、救急車を呼ぶための電話から帰ってきた母の怯

えたような表情だった。

173 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 22:47:04.94 0
そしてその日以来、両親がさゆみの目を見て話すことはなくなった。
表立って虐待されたわけではないし、両親にもそのつもりはなかっただろう。
むしろ両親はさゆみのことを叱ったりしなくなった。
逆に、家の中でばったり行き合ったときなどは息を呑む様子がありありと分かった。

―パパとママは自分のことを怖れている

そう気付いたときの絶望的な気持ちは今でもはっきりと覚えている。
それは同時に、自分の持つチカラが普通ではないのだということ、だから他の人の前

で使ってはいけないのだということを理解した瞬間でもあった。

・・・だが、理解することとそれを貫き通すことは別問題である。
さゆみにとって、目の前で苦しむ者をそのままにすることは耐えがたかった。
自分にはその人を救うことができる。
苦しみを取り除いてあげることができる。
それが分かっていながら黙って通り過ぎることはどうしてもできなかった。
そしてその結果、癒した傷の分だけさゆみの心は傷を負っていくことになる。


優しいチカラ。
優しい気持ち。


皮肉にも2つの優しさがその持ち主の心を暗闇へと誘って行った。

さゆは誰からも必要とされていない。
そしてきっとこれからもずっと誰にも必要とされない。

そんな思いに心を支配され、さゆみは家でも学校でも他のどんな場所でも独りだった



174 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 22:47:38.37 0
決定的だったのはあの日。

体調が悪く、小学校を早退したさゆみは、家に入ったときに母親がどこかに電話している声を聞いた。
内容は思い出せない。
いや、思い出したくない。
気がつくとさゆみはランドセルのまま家を飛び出していた。

さゆなんてもういなくなった方がいいんだ。
だって生きてる意味なんてないもん。
死のう、このまま。

あてもなくフラフラと彷徨ううち、唐突にそんな衝動が突き上げる。
気がつくとどこかの屋上に立っていた。
自分がどうしてその場所を“死に場所”に選んだのかは分からなかった。

でも・・・今なら分かる気がする。

175 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 22:48:05.06 0
「何してんの?そんな思いつめた顔してぼーっと立っちゃって」

そのとき背後から声が聞こえ、過去に飛んでいたさゆみの意識が引き戻される。
ゆっくり振り返ると、そこにはいつものように笑う絵里の姿があった。

あのとき・・・
病院の屋上から飛び降りようと思っていたさゆみに声をかけてきたときと変わらない笑顔の絵里の姿が。

「何してんのじゃないよ。また30分も遅刻だよ」
「ごめ〜ん。ほんっとごめん」

たいして反省した様子もない絵里のその謝罪をいつものように聞きながら、さゆみは再び過去に思いを馳せた。


あの日あの場所で絵里と出会い、さゆみの心は救われた。
自分を必要としてくれる存在、そして自分にとってかけがえのない存在。
周囲の“迫害”は変わらなかったが、「絵里がいる」と思うだけでさゆみの心が暗闇に引き込まれることはもうなかった。

“死に場所”にあの病院を選んだのはきっと偶然じゃない。
さゆみはそう思う。
正確に言えば、“生きるための場所”を求めて自分はあそこに立ったのだと。

そしておそらくは絵里もそうだ。
あんな風にヘラヘラと笑っているが、その心にはさゆみのものなど比べ物にならないほどの闇を抱えていたはずだ。
絵里も“死に場所”・・・ひいては“生きるための場所”を探してあそこに立ったのかもしれない。
助けを求めて叫ぶ2人の心が共鳴し合い、あの日あの場所に2人を誘ったのではないだろうか。

176 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 22:48:52.34 0
自分の存在が絵里にとってどれだけの救いになっているかは分からない。
だけど、これだけは確かだ。
自分にだって生きていく意味はあるのだということは。

今では絵里だけでなく、たくさんの仲間が温かく囲んでくれている。
生きててよかった。
そう思える今がとても幸せだ。

「ありがとう、絵里」

思わずそう呟いたさゆみに、絵里はしばし目をパチパチさせていたが、やがて照れたように笑うと言った。

「こっちこそありがとう、さゆ」


「にゃあ」

突然の頭上からの声に2人が振り返ると、さっきの薄茶色の猫が塀の上からさゆみを見ていた。
まるでありがとうを言うかのように。

177 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 22:49:26.48 0
以上です
ごめんなさい前半コピー&ペーストをミスりました・・・

178 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 22:54:35.75 0
>>177
いい話だよ乙
さゆの優しさが伝わってくるしカメとのつながりも伝わるしウルッときた

179 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 22:55:43.39 0
>>177
乙です

物語のベホマズン・・・確かに受けとめましたよ


180 :名無し募集中。。。 :2008/04/20(日) 22:56:08.41 0
>>177
乙です
どんまい
しゃゆぅうううううううううううううううううううううううううううう

181 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 22:57:45.69 0
>>177
ええ話や・・・。。・゚・(ノД`)・゚・。

182 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 23:00:49.26 0
ありがとう
予告して書くのはいらんプレッシャーかかるw
ご期待に添えたかは分からないけどとりあえずつなぎとして書かせてもらいました

183 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 23:02:34.00 0
>>154
フルあがってるよ
http://jp.youtube.com/watch?v=oVjn5GZVbxQ

184 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 23:06:25.66 0
30分遅刻とか、タイムリーな小ネタがいい

185 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 23:10:41.72 0
>>183
おーフルで見るのは初めてだわ

186 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 23:15:39.03 0
歌詞・・・このスレ的には邪魔だなw

187 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 23:25:03.56 0
年上によく見られる

ttp://tv2ch.net/3/jlab-tv/s/61753.jpg

188 :名無し募集中。。。:2008/04/20(日) 23:36:47.27 0
これ1回見ればもういいな
オリジナルとレッスンスタジオがやっぱ飽きない

189 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 00:22:01.02 0
Night Scene Ver.はこれまでのClose-up Ver.みたいなもんなのか
ロケ映像のみでAnother Ver.みたいなストーリー性を持たせて欲しかったけど仕方ない

190 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 00:22:38.57 0
むしろメイキング映像の方がキャプすれば使えそうだ

191 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 00:27:23.08 0
http://toromoni.mine.nu/up/files/data/17/toro17684.jpg

なめとったら痛い目あうっちゃ

192 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 00:57:01.76 0
光井戦闘編執筆中・・・

もう遅いし明日の方が良いのかな?

193 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 00:59:18.31 0
楽しみ
でも自分のペースでやってください

194 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 01:00:16.23 0
今夜
読みたぁい

195 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 01:01:27.34 0
http://www.youtube.com/watch?v=E9hUVr5bj9c

196 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 01:04:29.94 0
光井戦闘編すんごい長いんだよな・・・
読んでる人が飽きるかも
もうちょっとで書き終わる

197 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 01:06:44.58 0
予知能力の光井かな?
どんな風になるのか楽しみです

198 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 01:08:52.27 0
>>195
スタジオレッスンのメイキングもあったのか

199 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 01:10:42.76 0
午後十時。郊外の駅には時刻表の合間という事もあり、人影は殆ど見えなかった。
光井はそんな中、携帯電話を弄くりながら立っている。

「あかんなあ。図書館寄ったらエライ遅くなってしもた。」
光井は誰に言うとも無く一人呟く。

「高橋さん、心配しとるやろなあ・・・一応メールだけは入れといたけど。」
二度目の呟きをもらした後、光井は何とはなしにホームを見渡す。

ホームには電車を待っているサラリーマンらしき男が一人、OL風の女が一人いるだけだ。
次の電車が来るまでは20分近くある。
光井は立ち上がると、自動販売機に向かう。
きっかり150円入れてお茶のボタンを押す。

200 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 01:10:50.93 0
>>196
恐れないで・・・
勇気を持って投下して
その勇気にみんな共鳴するの

201 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 01:13:01.63 0
ガコン。機械的な音と共にペットボトルが落下してくる。
光井はそれを拾おうとしゃがんだ瞬間、


――――――!!!!――――――

脳内にイメージが浮かぶ。




落下する蛍光灯

血まみれのサラリーマン

駆けつける駅員

202 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 01:16:03.13 0
光井の能力(予知)ではこういう事故も時々ではあるが感知する。
(このままやったら大惨事や・・・そしたら・・・)

光井はサラリーマンのほうを向くと、買ったばかりのお茶を転がす。
「スイマセ〜ン。取ってもらえます?」
サラリーマンに声を掛け、意識を自分側に向けさせた。

足元に何かぶつかる感触を覚えたその男は、光井の方を向き、ペットボトルを掲げる。

「ゴメンなさい。うっかりして・・・」
光井は男にそう声を掛けると、男に手を振った。

男は光井の方に走り、ペットボトルを渡す。
(これでこの人は助かるはずや・・・無精者と思われるやろけど、まあええか。)

それは光井が能力のせいで迫害されつつも「助けたい」と思う心から生まれた処世術でもあった。

203 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 01:17:27.33 0
5分後。
ホームにはあいかわらず3人しか居ない。
その場の空気も、何もかもが5分前と変わらなかった。
(おかしいなあ・・・蛍光灯落ちてくるはずなんやけど・・・)
光井は自分のイメージが実現しない事に違和感を抱いていた。
今まで、自分が見たイメージは全て実現していた。
光井の行動によって結果的に惨事を免れた事もあるが、事態そのものが起きないというのは初めてだ。

(まあ、あそこにおったら安全やし大丈夫やろ。)
光井は不安を取り払いつつ、前向きに考えるようにした。

204 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 01:18:46.33 0
「すごいねー!」
突如掛けられた声に光井はそれが自分に掛けられたものだと理解するのに数秒を要した。
気がつくとホームに居たOLが自分の目の前に立っていた。

「いやー!すごいよ!」
「何がですか?」
「だってさ、あの男死ぬの分かったんでしょ!?」
「!」
「お、その顔は図星って顔だね。」
「・・・」
「組織の報告はやっぱ信用できるね!」

光井の顔が青ざめる。
敵だ!あのサラリーマンを殺そうとしたのはこの女だったんだ!

光井の体は、頭が事態を把握すると同時に立ち上がっていた。
見れば女の方はそう大きくない。いや、寧ろ小さい方か。
「リゾナントパープルってのがどれ位のものか、オイラさあ、チョット興味あったんだけどね〜!」
相手の女は喋り続けた。場に似つかわしくない陽気さで。
「まあ、いいや。能力は確認できたし。」


次の瞬間、光井が座っていたベンチは爆発音と共に消え去った。
「殺しちゃおうか。」

205 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 01:21:15.65 0
あれ?リーダー?みっつぃーは?」

喫茶「リゾナント」閉店後。店内には腹ごしらえをしようと他のメンバーが集まっていた。

「図書館寄ってくるから遅くなるってさ。試験が近いんだって。」
「やっぱり愛佳は偉いっちゃね〜。誰かさんと同学年とは思えんけん。」
「誰かさんて誰ですか!」
久住が口の中にグラタンを頬張りながら田中を睨む。

「その顔は分かってるんじゃないの〜?」
「ムキー!小春だって勉強します!」
「小春、ご飯食べながら口空けない。汚いよ。」
新垣の注意と同時に道重が時計に目をやる。

「それにしては遅いと思うの。」
「そういえばさ、ウチらって誰かがピンチになった時って、いつも愛佳に教えてもらうやん。」
田中がふと不安そうな声を上げる。
メンバーがそれぞれ単独行動時に何かハプニングがあったとしても、
光井の予知能力によって窮地に陥る前に救援に駆けつける事ができた。

「愛佳自身が単独で襲われたらヤバイんやなかと?」
「・・・」

全員の沈黙。
それが数秒続いた後、高橋が急いで立ち上がる。
「誰か一緒に来て!」

206 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 01:24:15.48 0
「すご〜い!こんだけ攻撃して無傷ってすごいよ!」

この女が「すごい」を言うのはもう何度目だろうか。
OL風の女・・・いや、ダークネスの手先は手放しでほめる。但しその言い方にはどこか優越感が感じられる。
まるで、自分は絶対不利な状況にならない、とも言わんばかりに。

「んじゃ、もういっちょ。」
女からエネルギー弾が放たれる。その弾は真っ直ぐ光井に向かってくる。

――――――右!――――――

とっさに光井は体を右に逸らす。
気弾は光井の左頬をかすめ、後ろの自動販売機に直撃する。

時刻に相応しくない爆音が背後で聞こえる。
「すごいねえ!オイラがどんなに攻撃しても全部読まれちゃうんだもん!」
「愛佳の能力を甘く見んといてや!」
田中やジュンジュン、リンリンの様な戦闘能力の無い光井はその能力を生かして、戦闘では回避に回ることが多い。

相手の次の攻撃イメージが見えるのだ。
それが分かれば回避も難しくは無い。
ただ、回避だけでは限界がある。
事実、光井の右頬や左足首には回避しきれず着弾の後が残っている。

「でもさ〜。オイラ達もある程度能力はあるんだよね〜。」
女は再度エネルギー弾を掲げると光井に放り投げるように放った。

207 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 01:26:57.10 0
(この弾は・・・)
(・・・!!!)
(イメージが湧かない!?)
(予知が・・・出来ない!)

事態の理解よりも前に、光井はあばらに衝撃を感じた。
「・・・ッツ〜〜〜〜!!」
「そろそろ効いてきたかな。光井さん、予知できないでしょ?」

女は半笑いを浮かべて光井の方を向く。

(何でや・・・一切のイメージが浮かばんかった・・・ありえへん・・・)
「イメージが浮かばないのは当然。」
女は心を見透かしたように話す。
「今はアナタの能力が一切使えないからね〜」
「使えない・・・」
「そ。オイラの能力がこれ。『他人の能力の阻害』」
(能力を・・・封じられた・・・)

光井は愕然とした。唯一の武器である予知能力。それを封じられたら、ただの人間と変わりなくなってしまう。
ダークネスと対峙している今の状況では絶望的だ。
勝つ事はおろか、逃げる事もできない。

「じゃあ、フィナーレと参りましょう!」

208 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 01:27:39.80 0
光井はすでにボロボロの状況だった。
赤いネクタイは既に結び目を残すのみとなり、セーターもあちこちが破けている。
「キャハハハ!もうダメだよね〜!あきらめなよ!」
ダークネスの女は嬉しそうに光井を見下す。

光井は足を引きずりながら、少しずつ距離を開けていく。
相手には背を向けているだけに向こうとしては格好の的だ。
「あれ?逃げるの?リゾナントパープルともあろう人が。いやいやいや、有り得ないから!」
女の優越感たっぷりの声を背に、光井は少しずつ距離を離す。

「みっともないよ〜!潔く死んじゃえって!」
声と同時に女がエネルギー弾を放つ。
それは正確に光井の背中に命中する。

「〜〜〜ッツ〜〜〜!!!」
肉の焦げる嫌な臭いが光井の鼻をつく。
声にならない声を上げながら光井はそれでも後ずさる。
(もう少しや・・・あと少しだけ頑張るんや・・・)

209 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 01:28:15.69 0
いくばくかの距離を動いた後、光井は振り返った。
「アタシはもうコレまでや・・・どうせなら一思いに殺せ!」
ダークネスの女は多少ながら驚愕の表情を浮かべたが、それはすぐに勝ち誇った表情に変わった。
「ついに諦めた?まあその方が良いよね。いや〜、オイラもココまで粘ると思わなかったんだけどね〜。ホントすごいよ。」
何十回目かの「すごい」を聞きながら、光井は片膝を付いた。

「オイラもリゾンナンターの一員を殺したとなれば昇格だな〜。ダークネスオリメンとして認めてもらえるかも!」
(なんやねん・・・オリメンとか・・・)
ダークネスの女は既に巨大なエネルギー弾を掲げている。
これまでに見た事の無いような巨大な弾だ。
食らえば光井も一たまりもないだろう。

「じゃあね!」
女が気弾を投げる瞬間

210 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 01:29:56.46 0
ガシャーン!


誰もが予想している結果と異なる音と共に蛍光灯がダークネスの上から降ってきた。
その蛍光灯は寸分違わず、女の胸を貫いていた。

「・・・なん・・・で・・・」
女は口から血を吐きながら今までに無い苦悶の表情を見せる。光井は息を切らしながら答える。
「アタシの・・・勝ちやな・・・」
「たまたま・・・蛍光灯・・・が・・・落ち・・・たか・・ら」
「偶然とは違う・・・あのサラリーマンの蛍光灯が落ちるイメージは消えへんかったからな。」
「予・・・知能・・・力・・・消えてた・・・はず・・・何で・・・覚えて・・・いら・・・れる」
「愛佳の記憶力を甘く見んといてや!」
光井は唇に笑みを浮かべながら言い放った。

そこで光井の記憶は途切れる。

211 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 01:31:40.81 0
目が覚めるとベットの上だった。
場所は見慣れた喫茶「リゾナント」の部屋。
目を開けると、いつものメンバーが自分の顔を覗き込んでいる。
「目、覚めた!」
「良かった〜。」
「なかなか目ぇ覚まさんけん、心配したっちゃよ。」
光井は上半身を持ち上げる。まだ体に痛みが残る。
それが昨晩の戦闘の激しさを語っていた。
「駅着いたらさ〜みっつぃーが一人で倒れてるんだもん。」
「心配したの。」

光井は高橋の淹れてくれたコーヒーを飲みながら一息ついて口をあけた。
「倒れてたのはアタシだけですか?」
相手は死んだと思ってた。いや、生きていられるはずが無い。
「うん・・・みっつぃーだけ・・・」
高橋はばつの悪そうに答える。
「そうですか・・・」
光井は俯いたままだ。それは他のメンバーにも相手が逃げきった事を知らせる十分な情報源だった。

部屋の中に嫌な緊張感が走る。
次は自分が狙われるかもしれない・・・
どんなヤツが来るんだろう・・・




――――戦士たちに休息は無い――――

212 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 01:32:49.82 0
終わりです・・・

なんかもうgdgdで申し訳ないです

小説書いたの初めてだけどこんなに難しいと思わなかった

ココに限らず小説系のスレの作者を尊敬するわ

213 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 01:33:29.49 0
長編乙

214 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 01:35:30.15 0
>>212
乙!
予知で闘うってのがイイね!

215 :名無し募集中。。。 :2008/04/21(月) 01:35:58.83 0
矢口のワルっぷりがウマいっすねー

216 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 01:36:36.68 0
>>212
乙です
まずはふざけんなと言いたい
寝損ねたじゃないか明日早いのに
その上書いたの初めて?
改めてふざけんなと言いたい
才能が羨ましい
すごくよくできてた
展開といいテンポといい台詞回しといい
小ネタもはさむ余裕すらあるとか・・・
すごいね

みっつぃーが若干今までとキャラ違うけどねw

217 :名無し募集中。。。 :2008/04/21(月) 01:36:48.13 0
>>212
おつかれいな
矢口は相変わらずオリメンになりたがりだな

218 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 01:38:21.54 0
いいねえええ初めてとは思えない
この言葉を褒め言葉として使うことになるとは

矢口UZEEEEEEEEEEEEEEEEEE

219 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 01:39:12.92 0
敵役として画になるよな矢口w

220 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 01:40:08.88 0
光井と矢口は歌ドキで共演してるしイメージが湧いたなぁ
小ネタのセレクトがいいね

221 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 01:41:24.88 0
記憶力まで絡めてくるとはおそれいったよ

222 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 01:42:20.48 O
乙です

読んでてハラハラした
そして光井かっこイイ!

223 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 01:43:20.47 0
作者が一言も矢口って書いてないのに矢口って断言できるな

224 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 01:43:46.81 0
(なんやねん・・・オリメンとか・・・)
がツボに入ったw

225 :名無し募集中。。。:2008/04/21(月) 01:46:24.84 0
戦闘シーンはリゾナントブルーのInstrumentalを聴きながら読むと気分が盛り上がるよ

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