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リゾナントブルーAnother Versからストーリーを想像するスレ 第3話

425 :名無し募集中。。。:2008/04/30(水) 23:45:13.24 0
身体的能力の高さには定評のある久住小春だが、もう一つの能力【チャーム】については今ひとつ定かではない。
というわけでわたしは小春を喫茶リゾナントの地下にあるダンススタジオに呼び出した。
このスタジオは愛ちゃんが以前バレエのエクササイズ用に作ったものらしいけど、いまではわたしたちのトレーニングルームになっている。

「なにかご用ですか? 小春忙しいんですけど・・・」

小春は明らかに不機嫌な顔をしながらもわたしの呼び出しには応じてくれたらしい。

「あー、うん、ごめんね。説教とかじゃないんだ。
 小春の能力、何って言ったっけ? えーっと・・・チャーム? うん、それそれ、
 あれでちょっとわたしと・・・対決してもらえないかな?と。
 ほら、どんな技なのか知っておけばいざ戦闘になったとき援護できるんじゃないかなって・・・」

なんか自分で聞いてても苦しい言い訳だ。
わたしこんなんで本当にスパイやっていけるのかなってときどき思う。

「本当にいいんですか?」

わたしの不安をよそに小春はわたしの適当な言い訳をあまり気にしていないようだ。
せっかくやる気になってくれてるのに、ここでまた気が変わっても困る。

「いいよいいよー。本気でやっちゃってね。わたしだって結構強いんですからね」

なんておちゃらけていると、小春がジャケットのポケットから何かを取り出そうとしているので、わたしはとっさに身構えた。
ん、小春の横顔、笑ってる? なんか鼻で笑われた感じがしてヤだな。
すっと伸ばされる右腕。わたしは一歩下がってさらにガードを固める。
だが開いた手の中から落ちてきたのは鈴。
短い紐にぶら下がった鈴が音を立てる。

 り───ん♪

ちょっと視線をずらすと鈴の向こう側にわたしをじっと見つめる小春の顔があった。

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